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『 蜜啓自慙私語盟 』森女遊泳0678wr1701tx09



★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 『 森女 』遊泳 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★





★ 『森女』遊泳0678『 蜜啓自慙私語盟 』wr1701tx09

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星屑にふと立ち寄れば汝に逢いき

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 ゆっくり歩いてきましたけれど、やっと、森女さんの愛時空へ辿り着きました。
 ここは、もう、歩行ではなく、遊泳時空です。
 ただ、ただ、遊泳しましょう。
 時間も止まって、銀河宇宙の遊泳になっているのかもしれませんし、野辺の草の花さんたちとの語らいになっているのかもしれません。
 解き放たれた自遊の心で遊泳しましょう。



 星屑にふと立ち寄れば汝に逢いき   仁


 ときめく胸に星の雫す





★ 仁訳森女0678w01『 蜜啓自慙私語盟 』wt21

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蜜啓自慙私語盟

風流吟罷約三生

生身堕在畜生道

絶勝潙山戴角情

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 密かに啓き、自ら慙ず、私語の盟、
 風流、吟じ罷り、三生を約す。
 生身、堕在す、畜生道、
 絶勝なり、潙山が戴角の情。



仁訳
 密かに心を啓き、初心に羞じらいながらも、睦言に深い絆を確かめ合うんだ、
 美人の婬水を吸い、ゆるやかに謡うように情交を終えて、三生の愛を誓い合うんだ。
 ああぼくらはこの生々しい身のままに畜生の道を楽しんでいるんだよ・・・
 想えば、潙山霊祐さんが、死後に牛になって角を生やして逍遙している光景は素晴らしいね。


 ※ 三生=さんしょう。仏語。前生・今生・後生の三つ。三世(さんぜ)ともいう。
 ※ 六道=仏語。衆生がその業によっておもむく六種の世界。生死を繰り返す迷いの世界。地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道。六趣、六界ともいう。





 この歌は、住吉薬師堂で森女さんに巡り会う詩よりずっと前に収めてあるので、直接森女さんのことが詠われているのではないのかもしれません。森女さんとの出会いによって、一休さんが一休さんらしくプラトニックになっていくのですけれど、その詩魂もスタンスも、少年時よりずっと抱きつづけたものですから、森女さんが詩われていると考えても自然です。詩句の表れは、修辞的にはリアルな愛の艶模様ですけれど、心魂の根源的な湧出が自ずから、自然に、言葉に成ったといってもいいほどの、突き抜けた時空の花ともなっています。
 いいかえれば、一休さんが森女さんとの愛を、弥勒菩薩さんとの一如化としての自然の結実といってよいように思います。



 今ここに弥勒坐イマすや酔芙蓉   仁


 その蘂一会の歓喜にゆらぐ





★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★




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by ryoko23j | 2015-03-10 06:48 | 一休さんを遊ぶ  

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