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遠く来て木香観音と語りけり






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 ★ 瘋癲老仁妄詩 13501

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遠く来て木香観音と語りけり

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 すこし、遠くまで来てしまったようです。
 振り向いたら、誰もいない、荒涼とした草原でした。

 けれど、もっと、先へ歩けば、
 桃源郷にも似た、
 明るい世界が待っているはずです。


 でも、そこに行く前に、
 大きな大樹のように、
 木香観音が立っていて、
 老仁を待っていてくれました。


 うれしくなって、
 母に甘えるように、
 老仁は、道すがらのことを、観音に語りました。
 観音は、老仁を抱くように、
 子どもをあやすように、
 老仁の語りを聞いてくれるのでした。


 「 間違っていてもいいのよ 」
 木香観音のあたたかい声が老仁を包んで、
 老仁は、気が抜けたように、
 泣き出してしまったのでした。

 泣いて、泣いて、
 観音の腕の中で、眠りたい、
 そう願っているのでした。




★★★ 『 独りなれば観音吾を抱き給う独りにあらずば現れるなし 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 13503 へどうぞ!!! ♪♪♪




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★★★ 『 幻視する愛を貫け酔芙蓉 』瘋癲老仁妄詩 1701
♪♪♪

★★★ 『 命の淵でこの腕が抱きしめたよ命の光 』瘋癲老仁妄詩 0905
♪♪♪  

★★★ 『 酔芙蓉深き絆を知れば足る 』瘋癲老仁妄詩 1702
♪♪♪

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by ryoko23j | 2008-01-22 23:45 | 瘋癲老仁妄詩 俳句  

十年後吾は在らざり十年を畳み重ねて今日を生きけむ





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★ 瘋癲老仁妄詩 11406

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十年後吾は在らざり十年を畳み重ねて今日を生きけむ

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 十年先を見通せないことの儚さを知りつつあります。

 かって、若い頃、五十歳の自分を想像することはできませんでした。
 五十年で十分だったのでしょうね。

 だから、もう、今日が、一日、丸儲け。
 明日があるなら、明日も、一日、丸儲け。


 もう、今年も師走になりますね。


 庭の花壇を整理しました。
 長い長い花の季節が終わりました。


 老仁には、ついに、花の季節は、来なかった、・・・
 あるいは、それなりに、毎日が、花の季節だった・・・

 それなりの花を咲かせて、生きてきたんですよね。
 これからも・・・


 用のあることありがたし煤払い



 まだ、まだ、使い道だって、残されているんですよね・・・


 惚としてひとりあそびの去年今年







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★★★ 『 欲望の如立ち上がる石蕗の花 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 10205
♪♪♪

★★★ 『 冬ざれの街に探しぬ瑕の痕 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 10301
♪♪♪ 

★★★ 『 観音に抱かれ紅葉の夜深む 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 11204
♪♪♪ 

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by ryoko23j | 2007-12-10 19:52 | 瘋癲老仁妄詩 俳句