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薔薇の湯を背中の傷の喜びぬ







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 ★ 写真日記00102

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薔薇の湯を背中の傷の喜びぬ

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 3月26日に、背中にできたおできを、皮膚科に診せに行きました。

 女医さんが、ちょっと問診して、
 なにやら呟くように説明して、
 膿を出しましょうと、
 俯せに寝せて、何かで刺して、
 膿を押し出しました。
 相当痛かったのですけれど、我慢していますと、
 「痛みに強いんですね」という。
 そして、今日はこのくらいにしておきましょう。膿を散らすしかありませんから」。
 抗生物質と鎮痛剤で様子を見ることになりました。

 翌日は、男の先生で、
 同じように、刺して、膿を出すんです。
 要領を得なくて説明を求めると、
 これはアテロームではなくて、よもといい、小さな袋に膿が入って、それが固まっているから、それを出して、散らすしかない。切開できない。というんです。

 翌日も同じ治療。背中の痛みが強くなるばかりです。
 胃まで痛くなってきました。胃の痛みを止める薬を求めると、
 「ポリプ検査をしているから、胃の薬はその内科でもらってください。今日は、抗生物質を変えてみましょう」といって、薬を変えるんですね。

 29日土曜日。
 胃の痛みは、激しくなるばかり。背中もいよいよ痛くなるんです。
 背中の腫れも大きくなっているという。黴菌がなんなのかわからないから、検査しましょう。血液検査して、黴菌の種類がわかったら、それにあった薬に変えましょう。検査の結果は、一週間かかります。

 こんな治療があるものか・・・
 日曜日、胃の痛みは、胃潰瘍の時よりもひどい。抗生物質呑むの止めようと思ったくらいです。

 31日、たまりかねて、真呼が同伴する。
 「薬が効いていないみたいですね」という。説明は、同じ。血液検査の結果待ちで、治療という。
 胃薬は、やっぱりやらないという。

 もう、任せるわけにはいきません。
 古賀病院に行って、胃の相談をして、
 いい皮膚科の先生を紹介してもらって、そこで、治療のやり直しをすることにしていました。


★★★ 『 花ぐるい果てはいかなる地獄かな 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 30609 ♪♪♪  



 4月1日。
 担当医は、午後の外来診察担っていたので、空き待ちの先生だったけれど、
 火曜日の外来の先生の名前を見ていると、お父さん先生が入っている。看護師さんに頼んで、お父さん先生に診察をお願いして、運良く、空いていて、相談できたのでした。

 背中の腫れを見るなり、
 「切開するしかないよ。すぐ、切開してもらいましょう」
 というわけで、外科の先生を呼んで、
 即、切開手術となりました。


 嘘のように、経過は順調です。
 胃の痛みもなくなりました。

 12日、土曜日、抜糸。
 14日、月曜日、治療完了。


 4月21日、湯坪温泉で、
 薔薇の湯に入り、
 背中の薔薇地獄完治の内祝いをしたのでした。



★★★ 『 薔薇の湯や愛呼水馬みたく跳ね 』 ★ 写真日記00101 ♪♪♪  

by ryoko23j | 2008-04-22 23:17  

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